塾の内部事情(個別指導編)
さて、学習塾の講師という職業は普段いったいどんなことをしているのでしょうか。とある個別指導塾のアルバイト講師の一日に密着してみたいと思います。
まず、講師は意外と早く出勤してきます。というのも教室の責任者や社員が会議などで時間までに出勤できない場合はアルバイトが代わりに教室の鍵を開けることもあるからです。そういう場合は1時間近く早く出勤します。他にも、授業の予習や準備などでも早めに出勤することが多いです。授業が始まると担当している生徒が全員来ているかチェックします。来ていない場合はその生徒の自宅に連絡します。また、人が足りない場合には授業中に電話に出たりしますし、来客の対応もしなければなりません。そして、授業が終わるとその日担当した生徒の人数分の報告書を作成します。使った教室の掃除もします。それが終わったら講師全員でミーティングをします。あとは、次回の授業の準備をしたり、生徒の座席を割り振ったり、時には教室の日報も作成します。もちろんそういった事務作業をしながら生徒の質問にも答えます。さらに、時期的に講習が近くなってくると生徒の学習計画を作成することも講師の仕事です。また、時には模擬試験の解説授業をしたり、講師研修を受けたりすることもあります。
ここまでの仕事の中で実際に時給が支払われるのはどこまでなのでしょうか。実は授業時間以外には時給が発生することは基本的にはありません。ほとんど講師のボランティアで成り立っているといっても過言ではありません。塾に安くはない金額を支払っているという親御さんも多いかと思います。しかし、一番生徒に接する機会の多い講師に支払われる対価は決して高くはないのだという事実をよく知っておいて欲しいと思います。特に大手チェーン店ではそういう講師の待遇が表にはでませんが問題になっていることもありますので、そういう実情を加味した上で塾選びをすることをお勧めします。